■Voyager cot | 【収納サイズ】70×14φ(cm)/4.2kg【価格】¥12,600(税込み) |
![]() |
極個人的には、これが現状ベストと考える。何故なら、アルミパイプ製の脚はしっかりとした安定感をもたらし、“ベンチとしての使用”すら可能にしてくれるからだ。手荒に扱っても修理しやすい総アルミパイプ構造なのもポイント。ただし、設営には若干のコツが必要。 【展開サイズ】186×60×18(cm) |
■Go-kot | 【収納サイズ】70×14×8(cm)/3.6kg【価格】¥18,600(税込み) |
![]() |
スプリングスチール6本の脚は、硬すぎず柔らかすぎず。寝心地の良さは家庭用ベッドに近い印象すらある。とはいえ、それがアダとなって、設営にかなりの力を必要とするため“屈強な男子用”といえなくもない。 【展開サイズ】186×60×18(cm) ※只今欠品中です |
■Tri-Light cot | 【収納サイズ】70×14×6(cm)/3.2kg【価格】¥14,000(税込み) |
![]() |
体重80kgを超える筆者にとっては若干の頼りなさを感じさせるものの、設営のラクさ、積載容量のメリットは大きい。タンデムキャンプ時のパッセンジャー(できれば女子)用と考えると効果は最大に発揮されるだろう。 【展開サイズ】186×60×18(cm) |
![]() |
比較写真は左からVoyager cot/Tri-Light cot/Go-kot(それぞれ幅70cm)。一番右は小川製(参考:現状では国産最小)。 カサが張ることに対する懸念を耳にするが、夏場には寝袋・マットなしでのキャンプ行が実現できることを考えればメリットは大きい。 |
||||
![]() Voyager cot |
…これらコットに出会うまで、キャンプ自体を苦行のように感じていたことを白状しなくてはいけない。完全な熟睡を得られないまま05時には目覚め、仕方なしに行動を始めていた…と。三泊以上ともなるとヘトヘトだ。
|
||||
![]() |
しかしコットを使用し始めると、少々明るくても逆に二度寝をむさぼることすら可能だ。キャンプ行(長期にわたる場合は特に)における充分な睡眠は安全の面から見ても重要だ。左の写真は、Tri-Light を例とした部品構成。 |
第1位 | 第2位 | 第3位 | |
価格 | Voyager(¥12600) | Tri-Light(¥14000) | Go-kot(¥18600) |
設営・撤収 | Tri-Light(脚 4本) | Voyager(パイプ脚 4本) | Go-kot(脚 6本) |
積載 | Tri-Light(3.2kg) | Go-kot(3.6kg) | Voyager(4.2kg) |
安定感 | Voyager(パイプ脚 最強) | Go-kot(脚の多さが奏功) | Tri-Light(柔弱感あり) |
寝心地 * | Go-kot(最も“ベッド的”) | Voyager(“畳”に近い) | Tri-Light(柔弱感あり) |
メンテナンス | Voyager(イージーリペア) | Go-kot/Tri-Light(敷布交換には若干コツあり) |
注 *:寝心地はあくまで主観。「Tri-Lightが柔弱」と言っても、体重の軽い方(70kg程度)にとっては「ちょうど良い」と評価される場合も充分考えられる。