結露

2002.04

今日も良い天気だ。シネサロン日和だ。それではぶらっと「WASABI」でも・・。愛車赤い彗星は手放したので代車のおじいちゃんクルマそーとーふるーいカローラをなだめながらころがしシネサロンへ。

おや今日は妙齢の上品な御夫人が切符売りをしている。わたしもここの顔になったのか何もいわなくてもすっとポスターがでてきた。

うぅぅーラッキーだ。わたしはジャン・レノが大好きだ大好きだぁ

前回、売店でソフトクリームを買おうと心に誓ったわたしは、市民会館のレストラン(食堂)のガラスのドアを開いた。

うーん。予想していたことだがお客は誰もいない

今さらそんなことには驚かないさ、ふふふ。

食堂のおばちゃんに大きな声できっぱりと
「ソフトクリームありますか」と言った。

ソフトクリームといえばうねうねと機械から出されるソフトクリームをコーンの上に絞り出すヤツだと思い込んでいた。夕張だから夕張メロン味のソフトクリームでも食べようとわくわくしていた。だが・・。

おばちゃん「あ、そこにはいってるよ」

おばちゃんの指差す方向をみると、それは・・なんと小さなアイスボックスだった。ま、まさかソフトクリームというのは・・その辺のコンビニエンスストアに売っているパック詰めのソフトクリームなのか!!

があぁぁぁん。(心中の衝撃音)

ショックのあまり思わずわたしはタキザワ君がCMで微笑みながら食べてるアイスの苺味を手にとっていた。

な、なんだかよくわからない気持ちを引きづりながらシネサロンわたしの指定席、最後列右から5番目の席に座る。

(あーあ、なんでアイスなんか持ってるんだろ)

でも買っちゃったから食べようとアイスの蓋を開けた。

そこから出てきたものは・・・一度高温になってまた凍結した結露がたんまりあるアイスだった。泣きそうになりながらそれでも苺味に到達すべく木のスプーンをつっつき続けた。

固い、固すぎるスプーンが折れそう・・。

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幹事長ゆいまる