はじめてのシネサロン その参

2002.03

がびぃぃぃぃーん。いない、誰もいないよ。
観客がひとりも。駐車場は満車だったのにどどどういうことよっ。

でも待てよ、今日は平日、しかもヒルヒナカ、映画を観に来る閑人はわたししか居ないという事か。気持ちを持直して周りをうかがっているとまたもや衝撃が・・。

せ、せまい。こ、これはかなり狭いぞ。席は幾つだ。

客席の真後ろは映写室だ。もう誰か(さっきのモギリのおじさんかも)が映写室にスタンバってる気配がする。さすがに指を指して数えるのも憚られるので、目で確認。いちにーさん・・1列が10席。列が5つ。あわせてご、50席。うーむ、今まで体験した事のない席数の映画館だ。

わたしだけのためにおじさん(さっきのおじさんだと決めつけている)が映画を回してくれるんだわっ。なんか贅沢かも。

一流(?)の俳優達は、自邸の地下室にこんなホームシアターを持っていたりして、自身が出演した映画のチェックとかしているのかも。ってことはわたしも一流の俳優気取りで映画を楽しめるわけね。ふーむ。なんかそれもいいかもね、なんて思うようになった頃、観客が1人入って来た。

・・・それにしても、市民会館前の駐車場が満車なのはイッタイどーゆーことよ!

目次へ<<★★★★★>>次へ


幹事長ゆいまる